『法然と極楽浄土』に行ってみました!!

東京

 みなさんは法然という人物をご存知ですか?

 そう、日本で浄土宗を開いた方ですよね。

 東京国立博物館にて、特別展『法然と極楽浄土』が2024年6月9日まで開催されています!!6月6日にギリギリ滑り込みで行ってきました♪どうしても行きたかったので、間に合ってよかったです!

 最初に結論ですが、私のように歴史・文化に興味のある方には、かなりおすすめだと言えます。法然や浄土宗について学びと感動の連続で大満足でした♪

 何がよかったのかについて、ほぼ文章でお伝えしていきます。当然館内は撮影禁止だったので、すみません…写真を撮るのにハマっている私にはつらかったです。

 まず、東京国立博物館に向かっていきます。JR上野駅の公園口から出ると一番近いです。ただ、駅から歩いて10分くらいかかったような気がしました。少し遠いです。とは言っても、東京国立博物館までの道は心地良い道が続くので、あまり苦にはなりませんでした。

 さて、東京国立博物館の敷地内に入るだけで気分が盛り上がってきます。レトロな建物が素敵ですね♪こちらは本館なので、今回の特別展の会場ではないです。

 さらに、進んでいくと、今回の会場があります。先ほどのようなレトロ感はなく、近代的な印象です。これはこれでいい感じですね!

 今回私は仕事の関係で、なんとか15時15分くらいに到着しました。閉館は17時です。時間的には余裕かなと思って入りましたが、一つ一つ丁寧に見ていくと時間が足りないくらいでした。まじめに見ると2時間くらいあってもいいかもです。

 そして、思ったことは、平日の昼なのに意外と人が多いなぁということです。法然に興味を持つ人なんてお坊さんくらいではないかと先入観を持ってましたが、そうでもないんですね!?若い方や海外からの観光客も結構いて、想像よりも賑わってました。鎌倉仏教に興味を持つ私が変人だと思っていたので、少し安心しました。

 では、魅力について、簡単にまとめていきます。

 まず、第一に歴史を学ぶことができる点です。鎌倉時代から江戸時代まで、浄土宗に関する歴史を一気に知ることができます。展示物などには説明がついているので、多くの発見があります。また、絵巻物が多くあり、絵を通して当時の様子を伺うことができます。ストーリー性もあるので見てて飽きないです。江戸時代のパートでは、徳川家康も浄土宗を信仰していたことが分かり、驚きました!家康が念仏を紙に書きまくっていたのは、衝撃でした。「南無阿弥陀仏」とひたすら書く中に、たまに家康の名前を入れていたりすることから、本気度を伺えます。

鎌倉にある『浄土宗大本山 光明寺』 

 次に、展示品の美しさが際立っていた点です。先程の絵巻物は、当時の様子を知ることができるだけではなく、とても繊細に美しく描かれているものが多くありました。綺麗だなぁという視点でもしばらく眺めていられます。また、阿弥陀如来像などの仏像や法然像も本当に良くできているなぁと感動しました!!そして、その中でも私が感動したのが、文字の綺麗さです!!人が書き写した観無量寿経などの経典も展示されていました。とても字が美しく、見惚れてしまいました♪まさに感無量でした!私は字が汚いのもあるので、普段は字の綺麗さとか気にしないのですが、今回は字も芸術になるんだと認識させられまさした!!私も字をきれいに書く練習しよ!

今回とは関係ないものですが、仏像って面白い世界です♪

 最後の魅力として、法然の生き方に勇気づけられる点です。法然が小さい頃に父親を亡くしたり、晩年に流罪となったり、波瀾万丈の人生を送っていますが、自分の信念を貫き通していく。自分もちょっとした困難で不満を言ってますが、まだまだ頑張らないとなぁと強く感じました。そして、法然が亡くなるときは多くの弟子に囲まれているようでした。そんな人望のある人になりたいですよね。

法然の弟子の一人 親鸞

 以上、『法然と極楽浄土』について感想を述べさせていただきました。感動の連続だったので、気になる方は是非行ってみてください!

今後は、京都や九州でもあるようですよ〜!

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