クレイジーな文章を書きたい!!

その他

 だんだんまともになってしまっている自分が嫌いである。

 私も子供の頃は、バカなことを言ったりして多くの人を笑わせることが好きだったし、得意でもあった。不器用な人間だったけれども、その点には自信を持っていた。

 しかし、社会人になってからは、お堅い仕事に就いたこともあって、バカなことを言う機会もめっきり減ってしまった。人を笑わせることにほとんど価値がない世界である。

 家庭でも、子供が生まれると、親としてしっかりしないといけないという意識が出てくる。子供のように無邪気な発言や行動はなかなかできない。あと、お互いに子供が生まれると、昔からの友人とも疎遠になっていき、一層子供の時のような自分を出す機会は減っていくのである。

 そんな日々の中で、自分さしさを表現する機会が減っていって、じわじわとつまらない大人になっているような感覚がある。今の仕事おいて、それは都合がいいのかもしれない。会社からは、個人の尖った発想は必要とされていない(お堅い仕事だから)。自分を殺して、上の言うことを着実に実行することが求められている。それがうちの会社のできる人材なのだ。
 うちの会社では、できる人として頑張る人と完全に脱線する人が二極化している。脱線した人はやばい人として扱われるが、もしかしたらそちらの方が健全な精神を持ち合わせているのかもしれない。ただ、家族を養っている自分にとっては、まだまだ会社に必要とされる人間でなくてはならないという事情がある。
 また、頑張る人を酷使する環境でもある。頑張らない人たちの尻拭いを、仕事をやってくれる人たちでしないといけないのだ。そのため、どんどん社員が疲弊し、メンタルを病んでしまう人も続出している。

 僕にはそれが許しがたい。このまま、こんな仕事をしていたら、生物として生きていても、目には見えない本当の自分に毒を与え続け、死へと追いやっているように感じるのだ。

 だから私は、本当の自分らしさを表現するためにブログを始めた。将来的には、少し稼げるようになって、今の仕事を辞めるための収入源の1つにしていきたい。そのためには、本業が忙しくてもせっせとブログを書いていく必要がある。私は文章を書くことが好きなので、続けることができていると思う。嫌いなことだったら続かない。副業を始めるなら、やりたいことをやらないと失敗する。自分が好きなことであれば、仮に稼げなくても失敗ではないのである。いい時間を過ごせたという意味で。

 ただし、仕事・家事・育児の合間にブログを書くのは骨の折れることである。好きなことではあるが、疲れてしまってサボりたくなることもある。私は体力に自信がなく、夜遅くまで起きている元気もないため、22時半には寝るようにしている。朝7時に家を出て、19時半ぐらいに帰宅し、それから食事、食器洗い、風呂、子供との会話とかしていると、ブログの時間は30分くらいしかない。平日はその中での勝負となる。

 つまりは、忙しい中、何とかブログを書いているのである。そうするとどうなるか?ブログが機械的になっていくのである。正しい情報を分かりやすくという意識はあるので、できるだけそこは頑張っているが、個性や面白みに欠けていくのである。人を思わず笑わせてしまう文章や人の心を動かすような文章を書けなくなってしまうのである。

 私の経験では、少し暇な時にメラメラと情熱が湧いてきて、いいアイデアも浮かぶようになると感じている。やっぱり、気持ち的な余裕は大事で、何かに追われ続けていると難しいのである。そのような、ちょっと暇な時、心の余裕がある時が、私にとってクレイジーな文書を書くチャンスなのだ。

 現在は、年度末に向かって、仕事が忙しくなっている。さらに、年末の奈良旅行のまとめが終わていないこともあり、必死で文章を書き続ける状態になってしまっている。もうすぐ、奈良旅行のまとめも終わるので、そこで一息ついて、自分が本当に書きたい文章とは何かについて向き合ってみたい。

 ユニークで、ユーモアに溢れ、人の心を動かす文章、それを私はクレイジーな文章と言っているが、そういうのを書けるように強く意識をしていくので、みなさんにも是非期待をしていただければと思う。

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