みなさんは写真撮るの好きですか?
私は歴史散歩ブログを始めたのをきっかけに一眼レフカメラを購入しました。最初はどう扱っていいか分からず、カメラにおまかせのオートモードばかりにしていました。しかし、それではもったいないんです!!一眼レフカメラは奥が深いし、それ故に表現の仕方が幅広くて面白いんです♪
今回は、私がカメラにはまるきっかけとなった、こいしゆうかさんが書かれた「カメラはじめます!」という本の中で重要な部分をちょっとだけご紹介します。マンガで分かりやすく説明されているので、小学1年生の息子も結構理解できるほどでした。しかも実用的な知識が詰まっているので、初心者の方にはとてもおすすめです!
まず、いきなり驚かされたのは、「いつものモードはA(AV)モード」ということです。オートモードをいつも使っていた私には衝撃的でした!!AまたはAVモードは「絞り優先モード」となります。
絞りは、F値によって数値化されます。例えば、F5.6だとF値が小さくボケやすい。F22だとF値が大きいのでボケにくいといった具合です。
また、明るさの観点で言うと、絞り(F値)が小さいとカメラに光が多く入るので、明るくなります。一方、絞り(F値)が大きいとカメラに光が入りにくいので、暗くなります。このように、F値を変えることで、明るさにも影響が出てくるのですね
ボケ具合を変える
日本人はボケが好きだと言われています。私はいつもダジャレとか言って的確にボケているのにあまり人気がありません…すみません、それは違うボケですね。
さて、背景をうまくぼかして撮ると、なんかかっこいい写真に見えませんか?一方で、背景をぼかさずにきれいに撮りたいときもありますよね。そんな時は、F値を調整すればいいんです!
次の写真を見比べてみてください。F値を変えることで、ボケ具合が変わります。
●左はF値が小さい・右はF値が大きい
どうでしょうか、右側の方が奥までボケが少なく見えますよね!?一方、主役である手前の花を引き立たせるには、左のように奥をぼかした方がいいかもしれないですね。
●左はF値が小さい・右はF値が大きい
背景の感じが全然違いますね。状況に応じて使い分けてみてください♪
明るさを変える
写真を撮ったけど、逆光で暗くなってしまった…そんな経験はありませんか?
でも、大丈夫!写真の明るさを変えることができます。
実際に写真を見ていただければ分かるように、明るさで印象が全然違いますよね!?
●左は明るい・右は暗い
明るさを変えると雰囲気が全然違いますね!?この白いアジサイの魅力を引き出すには、左のように明るくした方がいいですね♪一方、天気がいい日などは、明るくするとまぶしい感じになりすぎることもあるので、うまく調整していただければと思います。
●左は明るい・右は暗い
私の場合は、逆光や室内にいるときは明るさをプラス、天気がいい日なんかは明るさをマイナスにしたりします。
一般的には、クールに撮りたいときは暗め、さわやかな感じを出したい場合は明るめにするなど、明るさを調節するだけで、表現の幅が広がります。
色を変える
WB(ホワイトバランス)で色を調整できます。具体的には、曇りの日や日陰などでは、写真が青く映りがちです。その場合は、WBを「くもり」や「日陰」に設定してあげると赤い色が加わり、実際の色に近づきます。逆に、電球や蛍光灯の下では、赤っぽく映りがちなので、青を足してあげるとちょうどよくなります。
●左は赤っぽい・右は青っぽい
同じアジサイには見えないですね!?こちらは、くもりの日の日陰で撮影したので、少し赤を入れた左側が実際の色に近いです。ただ、右の方が鮮やかな青が際立っていますよね!?
この技術は、他の植物などにも使えます。例えば、紅葉を際立たせるために赤を入れたりすることもできます。やりすぎは良くないですけどね…
●左は赤っぽい・右は青っぽいくした場合
こちらも同じ花ですが、雰囲気が違いますよね!?どちらがいいかはその時しだいですが。
また、実際の色に近づけるだけではなくて、暖かい雰囲気、寒い感じ、明るさやかっこよさなど、色を変えることで表現できることもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?きっと難しい話ではないはずです。小学1年生の息子もなんとなく分かっていて、設定を変えながら写真を撮れるようになりました。
今回紹介した本を読むまで、ただただオートモードで写真を撮っていましたが、ボケ・明るさ・色を変えることで、こんなにも表現の幅が広がるんだと驚かされました!!そして、写真を撮ることにはまるきっかけとなりました。
さらに、本書には今回紹介したテクニック以外にも大事な内容がたくさんあります!分かりやすくてためになるので、是非読んでみてください♪
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