春の桜を楽しむ歴史散歩@鎌倉

歴史散歩

 もう4月になって、春を感じますね⁉

 春と言えばやっぱり桜!2024年は、例年より桜の開花が遅れていて、4月になってやっと桜が満開になりました。年度が変わって仕事を大忙しでやっていると、あっという間に桜が散ってしまうので注意ですね。

 私がよく行く鎌倉には桜の名所が多くあります。今回は鎌倉駅東口から出発して、次のコースを回ることにしました。

 段葛⇒鶴岡八幡宮⇒建長寺⇒円覚寺

 今回訪れる3つの寺社は、どれも有名どころですね。格式高い寺社と、桜のコラボがどんなものなのか調査してきます!是非最後までお読みいただけると幸いです♪

段葛

 段葛は、若宮大路の中央を一段高くした鶴岡八幡宮の表参道です。寿永元年(1182)、源頼朝が妻である政子の安産を祈願して築かせたものです。八幡宮から海べりまで整備したもので、南から北へしだいに道幅が狭くなっているのが特徴です。現代においても鎌倉のシンボルとなっています。

 桜はというと、500メートルほどの道の両側に177本もの桜の木が植えられているようです。2024年4月7日に訪れたのですが、ちょうど見頃でした。例年よりは遅いですね。

 まずは、二ノ鳥居あたりから♪
 ずーっと道の両側に桜が続いていますね!入口の時点でワクワクしますね!!

 鳥居を過ぎてみると、こんな感じです。
 先の先までピンク!!別世界にきたみたいですね♪

 近づいて撮ってみたり

 外側から撮ってみたり

 いろんな角度から満開の桜を楽しむことができました。段葛の桜は期待を裏切らない美しさでした♪散歩の出だしは上々ですね♪

鶴岡八幡宮

 康平6年(1063)に源頼義が京都の石清水八幡宮を勧請し、由比ガ浜に祀ったのが始まりです。後に鎌倉に入った源頼朝が治承4年(1180)に現在地に遷しました
 ちなみに、勧請(かんじょう)とは、神仏の分身・分霊を他の地に移して祀ることを言います。つまり、元を辿ると岩清水八幡宮の神様だったということですね。 
 鎌倉時代には、「鎌倉の守り神」、「武士の守り神」として人々の精神的よりどころとなっていたようです。江戸時代にも、「武門の守護神」として、江戸幕府から崇敬されるなど、大いに栄えていました。

 さて、桜の様子はどうだったのでしょうか?
 まずは源氏池のあたり!いい感じですねぇ!

 若宮の近くの桜は葉っぱが出ていました…大体の桜は見頃でしたが、中には葉っぱが出てきているものもあるんですね。

 そして、写真では分かりにくいですが、本宮の前から段葛の方を見下ろすと、桜も見えていい眺めでした!ぜひ、ご自身の目でご確認ください!

建長寺

 建長寺は、建長5年(1253)に鎌倉幕府5代執権 北条時頼によって創建されました。臨済宗建長寺派の大本山です。開山、つまり初代住職は、中国の僧である蘭渓道隆です。宋時代の純粋で厳しい禅がそのまま実践されているようです。
 建長寺と言えば、鎌倉五山第一位ですよね。鎌倉の歴史・文化を語る上では欠かすことのできないお寺です!

 個人的には、建長寺の桜が一番見ごたえがありました。段葛の桜と迷いますが、私の場合は建長寺の方が魅力的だと感じました(ここは趣味の世界ですね)。

 まずは、入口付近!やっぱりここが一番迫力があります!

  次は、三門のあたり。今日のマイベストショットです!!

 仏殿と桜を一緒に撮ってみました。

 法堂としだれ桜の組み合わせはいかがでしょうか?

 そして、奥の方に進んでいき、半蔵坊の近くもなかなかいい感じで桜が咲いています。せっかくなので、ここまで足を運んでいただくのがいいかと思います。

 他にも、鐘桜と牡丹、大きなカエルなど様々な魅力がありました。学べて、楽しめる要素がたくさんある場所なので、鎌倉に来たら建長寺は行かなきゃですね。

円覚寺

 弘安5年(1282)に創建されたお寺です。開基は鎌倉幕府8代執権北条時宗、開山は宋から来朝した高僧の無学祖元(仏光国師)です。蒙古襲来による戦没者を敵味方関係なく弔うために造られました。円覚寺は鎌倉五山第2位に列せられています!!

 円覚寺は個人的に好きなお寺なので、何度も訪れていますが、桜の咲くころに来るのは初めてです。春の様子はどんな感じなのか楽しみです♪

 実際に行ってみて感じたのは、ところどころ桜があるという感じです。建長寺のようにまとまってあるような感じではないです。個人的に円覚寺は鎌倉周辺で一番好きなお寺ですが、桜に関しては、建長寺や段葛に及ばないかなぁという印象です。

 そして、今回の散歩は小学生の息子と言ったのですが、鎌倉から歩いてきて、最後に円覚寺に行く中で、疲れと空腹で文句を言うようになってしまいました。そのため、円覚寺は急いで周りました。せっかくお金を払って入場したのに…ちっきしょー

 まずは、白鷺池周辺の様子!ここは実際に円覚寺へ入る手前ですね。

 次に、三門あたり!

 松嶺院の前も風流がある感じでした!

 最後に、桜以外にもいろいろと素敵な花などがあったので、紹介していきたいと思います♪

まとめ

 今回の歴史散歩(桜メインでしたが)はいかがでしたでしょうか?

 ちなみに、私はまだ桜が咲く頃に鎌倉を訪れたことがありませんでした。そのため、桜が満開となっている時期の段葛はどんな感じなんだろうとワクワクしていました。
 計画では、朝の7時ごろには鎌倉に着いて、人がほとんどいない中で写真を撮りたいなぁと思っていました。しかし、前日に息子が「自分も一緒に行きたい」と言ってきたので、連れて行ってあげることにしました。その関係で、予定より2時間ほど到着が遅れました。
 9時過ぎに段葛に着いてみると、人は結構いましたが、混雑しているというほどではありませんでした。みなさんは、鎌倉の混雑具合を知ってますか?特に何もない平日でもお昼ごろには激混みです!!そのため、私は非常に警戒していましたが、思ったよりは大丈夫でした♪

 という訳で、思い通りにいかなかったですが、段葛と建長寺を中心に桜を満喫することができました。みなさんも是非機会があったら行ってみてください!!

最後に、北鎌倉駅近くで、横須賀線と桜を撮りました!

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