欠点ばかりの自分との付き合い方を考えてみました!!

感想

 みなさんは、自分の短所をどう考えていますか?

 多くの人は、他人と比較して自分はこんな欠点があると悩んだりしているのではないでしょうか?逆に、「私は短所なんてないよ♪」という人は、客観的に自分を見れていないのかもしれないですね。

 私は昔から不器用な男で、いつも自信を持てないでいます。しかし、このまま自分の不甲斐なさに悩んでいても得することはないなぁとも感じています。

 今回は、そのような自分の欠点とどう向き合っていけばいいのか考えてみたいと思います。

私の欠点について

 私の欠点は次のとおりです。

  • 頭の回転が遅い
  • 記憶力が良くない
  • 口頭での説明がへたくそ
  • 疲れやすい
  • 共感力が低い
  • ストレスや緊張でお腹が痛くなりがち
  • いろんなことに不器用

 特に私は事務の仕事をしているので、上司への報告など、口頭での説明がうまくないと多くの困難を抱えることになります。人生ハードモードなんですよね…
 かといって、他の仕事ができるかと思うと、臨機応変さがないですし、何といっても、ストレスとかでお腹が痛くなりがちなので、トイレに行きにくい仕事などもできないです。例えば、学校の先生やバスの運転手など、トイレに行きづらい状況がかなりありそうな仕事は絶対無理です。困ったものです…

短所は悪いものなのだろうか

 人は長所で尊敬され、短所で愛される

 これは、作家である ひすいこたろうさん が書いていた言葉です。確かに、私には間が抜けたところがあり、頼りない存在だったりしますが、予想以上に自分のことを愛してくれる人たちがいます(自分で言うのも恥ずかしいですが…)。人は弱点があった方が親しみを持たれるのではないでしょうか!?マンガの主人公も完璧な存在ではなくて、大抵何らかの弱点を抱えていますよね!!完璧な存在は、少女漫画のイケメン君ぐらいなものでしょうか(笑)そう考えると、短所も長所になりえるということですよね!?だから、短所が悪いと、一概には言えないのかもしれませんね。

 また、長所と短所は表裏一体の関係にあることが多いです。ネガティブに物事を考える人はマイナスのイメージがありますが、リスクを想定する力に長けているとも言えます。慎重に物事を進める人は、スピード感に欠けるけれども、ミスが少なくて信頼できるかもしれません。しゃべるのが得意な人は、人の話を聞くのが苦手かもしれないです。このように、長所と短所が一体となっていることが多いんです。だから、いいところも悪いところもひっくるめて自分の特徴と考えればいいのではないでしょうか。何も自分の短所ばかりに注目しなくていいんです。

 しかし、直すべき短所があるのも事実です。例えば、他人に攻撃的な行動を取ってしまうのであれば、それは他の人の迷惑になるので、直していくべきです。また、お金遣いが荒い人は、収入の範囲内ならいいですけど、借金まみれになってしまうのであれば、人生を破滅させる要因になりかねません。さらに、結婚をして幸せな家庭をつくりたいと願っているのに、浮気を繰り返してしまう人なども、良い結果には結びつかないでしょう。

 このように、一口に短所と言っても、自分の特徴として受け入れていいものと、直すべきものがあります。

確実に短所を直していく方法

 ここでは、直すべき短所について、どうしていくかを考えます。

 一言でいうと、「習慣を変える」しかないです!!

 例えば、肥満の方がダイエットをしたいとします。痩せたいといくら願っても、簡単には痩せられないですよね。そこでまず、痩せている人はどんな生活を送っているのかを想像します。食事でいうと、腹八分目だったり、カロリー控えめな食事をしたり、お菓子を食べなかったりすると思います。運動については、よく歩く、ランニングを習慣にしている、何かのスポーツを趣味にしているなど考えられます。

 ここで大事なことは、これらの思いついたことをいきなり全部取り入れようとしないことです。全部やろうとすると、結局我慢することができずに諦めることになりかねません。1つか2つでいいので、完全に習慣化されるまで徹底的に実行するんです。そして、それができたら、次の習慣を身に付けていく。

 もう一つ大事なことは、目標を細分化して、簡単にクリアできるようにすることです。例えば、お菓子を食べるのをやめたい場合は、まずは、1日1回だけに限定する。慣れてきたら、その1回の量を半分にするなど、段階的に減らしていく。そうすることで、自分が小さな目標を達成できたという充実感を感じながら、大きな目標もクリアしていくことができるのです。

 運動であれば、まずは外に出て、1分散歩することから始めてもいい。慣れてきたら、5分、10分、20分、30分と、自分が目標とするところまで、伸ばしていけばいい。さらに慣れてきたら、同じようにランニングの習慣もつけていければ、なお良いですね。

 このように、自分の目標を1つか2つに絞って、その目標を小さく分割し、1つずつクリアしていく。小さい積み重ねが、大きな成果につながっていくんです。

 ローマは一日にして成らず とはこのことですね!

結論

 ここまで、短所について語ってきました。私も長年自分の不甲斐なさに悩まされ続けてきました。「何で自分はこんなこともできないのか」、「なぜ他人より劣っているんだ」、「自分は将来こんなんでやっていけるのか」などと自分を責めることが多かったと思います。

 今は、いいところも、悪いところも全てひっくるめて自分なんだなぁと考えられるようになり、自分のことを好きになってきました。歳を取ったせいかもしれないですが…でも、一方で理想の自分も捨ててはいないです。今の自分もいいけど、もっと成長してできることを増やしたいし、人の役にも立ちたい。

 だから、結論としては、あるがままの自分を受け入れながらも、理想の自分に向けて、一歩ずつ着実に進んでいくことが大事だと考えています。それが幸せと成長の両方につながるはずです。

 もちろん、そう簡単にはいかないことも分かっています。自分の無能さに絶望することや自分のダメなところが恥ずかしくなったりもします。人間とは分かっていてもうまくいかない時がある生き物です。

 私もまだまだ発展途上の人間なので、これからもより良い生き方を模索していかなくてはと感じた今日この頃です。長々と付き合ってくださった読者の皆さん、ありがとうございました。

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