紅葉も楽しむ歴史散歩@鎌倉駅西口 パート1

歴史散歩

 今回は、鎌倉駅の西口方面に行ってきました!東口だと、鶴岡八幡宮や小町通りのイメージだと思いますが、西口には何があるか知ってますか?銭洗弁財天とか有名ですかね。また、源氏山公園とかもありますよね。鎌倉駅西口方面を満喫するには、それなりに歩く必要がありますが、いろいろと楽しめるスポットがあるんです♪

 また、11月末の散歩ということで、紅葉がどうなっているのか楽しみです♪♪歴史とともに紅葉の状況もお伝えできればと考えております。

 散策ルートは次のとおりです。見どころが多かったので、記事をパート1とパート2に分けました。

【パート1】 ➡今回はこちらの記事です!
佐助稲荷神社 → 銭洗弁財天 宇賀福神社 → 源氏山
公園

【パート2】
寿福寺 → 英勝寺 → 亀ヶ谷坂

 個人的には、パート1の見どころは源氏山公園の紅葉の美しさと化粧坂の厳しさです♪是非最後までお読みいただければと思います!

佐助稲荷神社

 それではまず、鎌倉駅西口を出発して、「佐助稲荷神社」に向かいます。

 しばらく歩いていると、佐助稲荷神社に着きました!基本的には真っすぐ進む時間が長く、右に1回、左に1回曲がれば着くので、道は分かりやすかったです。

 ここで早速ですが、第1問目のクイズ!じゃじゃん
 稲荷が源頼朝の夢に出てきて、○○をするように促しました。結果的にそれが成功したので、頼朝はそのお礼に社殿を建てたと伝えられています。稲荷は頼朝に何を促したのでしょうか?

①弟 義経討伐の挙兵
②平家討伐の挙兵
➂北条政子へのプロポーズ 

赤い鳥居がずっと続きます。真っ赤なので、中に入っていくと異様な雰囲気を感じました。

 さて、みなさん答えが分かりましたでしょうか?
 正解は、②平家討伐の挙兵 です。稲荷のおかげで歴史が動いたんですね!!お稲荷さんには、私の夢にも出てきて、人生を変えるようなお告げをしていただきたいものです。このままポンコツ平社員で終わるのはちょっと悲しいですからね・・・お願いします・・・

 では、境内の様子ですが、先ほどの写真にもあるとおり、赤い鳥居をくぐっていきます。修学旅行中(?)の子供たちも結構いて、「ちょっと雰囲気が怖いねぇ」と言っているのが聞こえました。そして、山に沿って神社が建てられているせいか、ひたすら上り坂です。階段を上っていると、アラフォーの私は息が切れてしまいましたが、かわいい稲荷様に癒されました。若干、「数が多すぎないか」とも思えなくはないですが・・・

 最後に紅葉の状況ですが、紅葉がきれいだという事前情報があったものの、11月末現在においてはあまり感じることができませんでした。モミジは見当たらなかったので、イチョウがメインなのかなと思います。イチョウの葉は結構散っていたので、もう少し早めの時期の方が見頃だったのかもしれません。

銭洗弁財天 宇賀福神社

 次に、一度通った道を少し戻って、「銭洗弁財天 宇賀福神社」に向かいます。
 あっ、入口を発見しました!!とても味のある入口ですよね!?そして、石に刻まれた文字がかっこいいですね。
 なんて言っていいか分からないですが、暗いトンネル(?)を通って中に入っていきます。

 銭洗弁財天の湧き水でお金を洗って使うと、何倍にもなって返ってくると言われています。みなさん一生懸命洗ってますね!みんなお金が好きなんだから~!大人も子供もたくさんいて賑わっていました♪
 私も負けずに1万円を洗いました!!「いや~、本当にお金持ちになりたいっす。お願いします。お願いします。お願いします。」と強く願いながらごしごし頑張りました。きっと、宝くじでも当たることでしょう♪

 ここで、銭洗弁財天の由来から第2問目のクイズ!
 宇賀福神が誰かに夢に出てきて、「西北の谷に湧き出す冷水で神仏を供養せよ。天下は太平になるであろう」とお告げをしました。宇賀福神は誰の夢に出てきたのでしょうか?

①源頼朝
②北条政子
➂北条時頼

境内案内図が手書きでステキですね♪

 それでは正解の発表です。①源頼朝 でした!

 やっぱり頼朝か~と思った方も多いのではないでしょうか。頼朝さんの夢にはたびたび神様が出てくるんですね!持っている男は違うんでしょうか!?
 ちなみに、お告げの通り湧き水があったので、宇賀福神を祀り、その水で神仏を供養を行ったのが創建の由来のようです。

 お金を洗い、金運が劇的にアップ(?)したことに満足し、次の場所に進んでいきます。

源氏山公園

 さて次は、源頼朝さんに会いたいのと、紅葉を楽しむために、銭洗弁財天からも近くにある「源氏山公園」に向かいました。

紅葉

 源氏山公園は、桜や紅葉の名所として知られていますよね。11月末に行きましたが、どうだったのでしょうか?結論から言いますと、イチョウは見頃を過ぎていて、モミジはかなりいい時期でした。恐らく、イチョウが見頃の頃は、モミジがまだ早い時期かと思うので、難しいですね。個人的には、イチョウの方が身近で見れる機会が多いので、モミジ優先かなと考えています。
 下の写真が、イチョウと紅葉を比べたものです。イチョウの葉っぱがちょっと少ないですよね。

 モミジは旬な時期だったので、来てみて本当に良かったです♪♪♪
 ただ、1つだけ残念なことがあります。1カ月くらい前に一眼レフカメラを買ったのですが、まだ初心者なので、モミジの美しさを十分に引き出せていないことです・・・実際に見るともっともっと美しいので、是非鎌倉山公園に足を運んでみてください!!

源頼朝像

 源氏山公園の中を探索していると、ついにいました!!「源頼朝」様でございます。やはり、時代を変えた人物ということだけあって、何かオーラ(?)のようなものを感じました。私が同じように座っていても、こんなに威厳は感じられないだろうなぁなんて思ったりもしました。正面からの写真はアイキャッチ画像に使ったので、斜め45°から紅葉とともに楽しめる写真を採用しました。

 いやー、迫力がありますね。
 私も頼朝さんの前に立ち、「あなたは新しい時代を作った人ですね。私もあなたのように時代を代表する人になってみせますよ!」と男の約束を交わしました。ただ後になって考えてみると、その場の勢いで頼朝さんと約束をしてしまいましたが、冴えない一会社員がどうやって時代を変えるのでしょうか?プランも何もないです(涙)でも、そんなことはまた明日考えればいいか!?

化粧坂(けはいざか)

 頼朝像のある広場から出ると、坂の下の方から人の気配がしました。「あっ、ここか」思わず私はつぶやきました。そう、そこは有名な「化粧坂(けはいざか)」だったのです。

 ちなみに、みなさんはお気づきでしょうか?私の渾身のダジャレを!気づいていただけるか自信がなかったので、赤字にしちゃいました。やっぱり歳を取ると余計なダジャレが出てきて良くないですね(笑)

 写真で分かるかどうか不明ですが、結構な斜面でした。化粧坂は、鎌倉の交通の要衝であるとともに、周辺の発掘調査では多数の火葬跡も見つかっており、都市鎌倉の境界に位置する葬送の地でもあったようです。

 さて、ここで第3問目のクイズ!
 交通の要衝でもあった化粧坂は、ある有名な戦いの戦場にもなっています。それは何でしょうか?

①源氏と平氏の最終決戦場
②元寇の際に、元軍を全滅させた場所
➂新田義貞が鎌倉攻めをした際の戦場

地面はこんな感じです。雨が降った後だとすごい歩きにくい感じになりそうです。

 実際に歩いてみると、歩きづらいことが良く分かります。ここで戦闘が行われたとすると、下から登ってくる方は大変だなと感じました。逆に雨とかでぬかるんでいると、上から下に降りる時にものすごく滑りそうだなとか、いろいろ考えさせられました。
 散歩当日は普通に天気がいい日だっだのですが、ぬかるんでいる所もあったので、化粧坂を歩く際は汚れても大丈夫な格好で行った方がいいかもしれないです。

このようにぬかるんでいる所もあり、転ばないように気を付けました

まとめ

 ここまで、鎌倉西口散歩の前半でした。
 金運を上げたり、頼朝さんに会ったり、美しい紅葉を味わったりと盛りだくさんな散歩ができて大満足でした♪♪
 特に、化粧坂では実際歩いてみると分かることが多いなぁと感じることができました。恐らく、本を読んで「新田義貞が鎌倉攻めをした際に化粧坂が戦場になった」という事実を知っているだけなのと、現場も知っているのでは全然違うと思います。そして、体験した方が記憶にも残りやすいですし、もっといろいろ調べてみたくなります。これが歴史散歩の醍醐味ですね!!

 是非みなさんも散歩に出て、実際に体験してみていただければと思います。

 次の記事では、パート2の寿福寺からご紹介していきます。散歩する前の想定では、パート1メインでしたが、パート2も素晴らしかったです!お読みいただけると幸いです。

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