タイトルからものすごいダジャレを入れてしまってすみません。これはアラフォー男子の性なのです。どうしてもダジャレを入れないと気が済まないんです!!
さて、12月7日に建長寺~天園ハイキングコース~鎌倉宮を歩きました。前回のブログで建長寺のご紹介をしたので、今回は後半部分を一気にご紹介していきます。
見どころは、天園ハイキングコースの紅葉と美しい景色です♪特に紅葉については、12月初旬ですが、まさに見頃を迎えていました。
いつもは歴史散歩をしていますが、今回は紅葉狩りに近い感じになっているかもしれないです。
それでは、歴史散歩のスタートです♪
天園ハイキングコース
天園は、横浜市と鎌倉市の市境にあり、鎌倉の町並みや海が見渡せるなど、とても景色がいい場所です。秋は紅葉がきれいですが、季節によっては、ヤマユリやアジサイなど季節の花が咲き、多くの方が楽しむハイキングコースとなっております。
それでは、早速第1問目のクイズ!
「天園」という名前の由来は、東郷平八郎が「天国に遊ぶよう」と形容したことと言われていますが、東郷平八郎とは、どのような人物でしょうか?
①元大坂町奉行所の下級役人であり、1837年に、飢えにあえぐ民衆たちを救うために反乱を起こした
②日露戦争の日本海海戦で、ロシアのバルチック艦隊を破り、日本の勝利に貢献した
➂旧日本海軍大将で、1941年~1944年に日本の首相を務めた。戦後にA級戦犯として起訴される
それでは、答えを発表します。正解は②ですよね!日露戦争で活躍した方です。
ちなみに、①は「大塩平八郎」、平八郎つながりですね。③は「東条英機」、東郷と東条をかけてみました♪みなさんには簡単でしたかね?
ここから天園ハイキングコースの魅力を中心にご紹介していきます♪
美しい景色
建長寺から天園ハイキングコースに行く場合は、いきなり絶景に出会えます。まずは、建長寺 半蔵坊付近です。天狗さんの後ろから、写真を撮ってみました。
紅葉もきれいですし、建長寺の境内も上から見ることができます。
さらに、建長寺の半蔵坊から石段を上って行くと!
鎌倉市内や海がきれいに見えます♪階段の登りは大変でしたが、「ここまで来て本当に良かった」と心から感じることができました♪
この高さまで上がってくるのは少し疲れましたが、実際はもっと美しい景色なので、是非ご自身の目で確かめてみていただければと思います。私の写真の技術がまだ追いついてなくてすみません・・・
探検のようなハイキング
景色も魅力的ですが、ちょっと探検したような気持になれるのも魅力です。
建長寺側から天園に向かっていくとき、たくさんの天狗に出会います。最近、少し仕事を覚えて天狗になっている私にとっては親近感が湧きました♪
下の写真は12月7日です。天狗と紅葉の組み合わせに感動しました。
いざハイキングをしていくと、意外と簡単に歩けるコースではないことに気づきます。比較的若い方でも、転んだりしないように気を付けたりするところもあります。例えば、下の写真のような道でした。
特に、雨が降った後などは滑りやすい地面でした。天気が悪い時は避けた方がいいですね。天気がいい日でも、多少汚れても大丈夫な服装にしとくのが無難かと思います。
そしてそして、いきなりですが、ヘビを発見!!
いやいや、これはロープでしたね!実際に私はドキッとしました!!上りづらいところなので、ロープがついていただけですね。こちらも冒険みたいでいいですね。
また、途中に仏像ややぐらがあります。下の写真は、「十王岩」と呼ばれています。大きな岩に三体の仏像が刻まれています。よーく見ないと見落としてしまうかもしれないので要注意です!かなり風化が進んでしまっているように見えますが、これもまた「いとをかし」ですね。
さて、歩き続けて出口の方に向かっていくと、ちょっとした川もあり、小さな橋(?)がかかっている所もありました。橋に乗ってみると、すごくきしむ感じがしたので、「これ大丈夫なやつかな?ボキッといかないかな?」と恐怖を感じたりもしました。人によっては、スリリングで面白いかもしれないですね。
あと、完全に晴れている日なのですが、地面がびしょびしょになっている所もあったので、服装には気を付けた方がいいかもしれないですね!
私は、自分の溜めたお小遣いを全て使って買った一眼レフカメラを持ちながら歩いていたので、滑って転ばないよう、慎重に歩きました。亀のようにゆっくりでしたが、ピンチを乗り切ることができました♪
紅葉
紅葉が特にきれいだったのは、建長寺の半蔵坊あたりや獅子舞と呼ばれる場所でした。
まずは、半蔵坊付近!イチョウもモミジもいい感じでした♪イチョウは結構散っている部分もありましたが、イチョウのじゅうたんができていて、それも楽しむことができました♪
モミジの方は、まさに見頃でした!!鮮やかな赤が印象的で、思わず「うわ~」と声が出てしまいました。
次に、獅子舞の方ですが、イチョウは結構散っている様子でしたが、モミジはやはり見頃でした。ただ、モミジによっては、まだ葉っぱの色が緑のものもあったので、まだまだ紅葉を楽しめるのかもしれません。
ちなみに、たまたま近くを歩いていた50代くらいのお姉さま方は、「ここは12月中旬頃まで見頃なのよね~」とおっしゃっていました。お姉さま方を信じるか信じないかはあなた次第です・・・
さて、ここで第2問目のクイズ!
ここは「獅子舞」と呼ばれる場所ですが、その名前の由来は何でしょうか?
①獅子舞に似た動物が良く出るから
②この周辺の土地では、昔から空を飛ぶ獅子を信仰する風習があるから
➂獅子がうずくまった形をした岩があるから
それでは正解です。➂の「獅子がうずくまった形をした岩があるから」です。
「獅子舞」って不思議な名前の土地だと思っていたのですが、そういうことだったんですね。残念ながら写真に撮るのを忘れてしまいましたが、是非みなさんにも獅子の形をした岩を見つけていただければと思います。
鎌倉宮
建長寺から天園ハイキングコースを歩いてきてへとへとでしたが、何とか鎌倉宮に着きました。鎌倉宮は紅葉の名所として有名なので楽しみです♪
鎌倉宮は、明治2年(1869)に、明治天皇が護良親王(もりよししんのう)を供養するために創建した神社です。
さて、ここで第3問目のクイズ!
護良親王とはどんな人物でしょうか?
①父である後醍醐天皇とともに、鎌倉幕府討幕に成功した。
②腹心である中臣鎌足とともに、蘇我入鹿を暗殺し、蘇我氏を滅ぼした。
➂天智天皇の息子で、天智天皇の弟である大海人皇子と対立し、壬申の乱で敗れる。
それでは、正解です。①の鎌倉幕府討幕の際に活躍した人物でした。
護良親王とは、後醍醐天皇の息子で、鎌倉幕府討幕に貢献しました。しかし、その後、足利尊氏と対立して捕らえられ、28歳で亡くなりました。
恐らくですが、明治天皇も江戸幕府討幕をしているので、自らの境遇と重ね合わせたのではないかと推測しています。
ちなみに、②はみなさんが良く知っている「中大兄皇子」、➂は「大友皇子」でした。他の答えは時代が遠いので、問題は楽でしたかね?
紅葉の状況ですが、12月7日では少し遅かったです。一週間くらい早ければもっと葉っぱが残っていたかもしれないですね。でも、少し散っていてもきれいだなぁと感じました。心なしか赤色が他の所よりも濃いような気がしませんか?
ちなみに、上が入口の写真で、下が境内に咲いていた柚子(?)です。柚子(?)がちょっとかわいかったので、撮ってみました♪
まとめ
天園ハイキングコースについては、季節は秋で天気の良い日だったため、心地よく楽しめました♪平日だったこともあり、ハイキングをしていたのは年配の方が多かったです。中年の私でもがっつり歩いたなぁという感じでしたが、みなさんお元気ですね!!
今回の記事でも紹介しましたが、少し冒険気分を味わえるので、今度は小学生の子供と一緒に来ようかなと思っています。
鎌倉宮は、少し遅めの時期に行ってしまったため、若干見頃が過ぎていました・・・来年は11月末くらいに見に行こうと考えています!!
つくづく思うのは、「紅葉って難しい」ということです。12月初めでも見頃だったり、時期が遅かったり・・・さらには、これから見頃になるところもありました。三者三様ですね。紅葉がどういう仕組みで進むのかなども気になってきたので、今度調べてみたいです♪
最後に、鎌倉宮からは、鎌倉駅行のバスが出ています。しかし、私はストイックな歴史散歩の達人なので、もちろん歩いて帰りました。偉いですよね!?
すみません。褒めてくれる方が周りに全くいないので、ついついねだってしまいました・・・ではでは
コメント