みなさんこんにちは!くま吉です!
さて、2025年も鎌倉の桜を楽しみたいと思います。
昨年は、段葛を通って、鶴岡八幡宮、建長寺、円覚寺と巡りました。鎌倉周辺で桜を楽しむ定番コースですね♪特に、段葛は通りの両側に桜の木がずーっと続いていて、違う世界に入り込んだような感覚になります!!

その時の記事は、こちらです。
今年は、それとは違った場所を歩いてみたいと考えています。具体的には、鎌倉近くの本覚寺や妙本寺。そして、それだけだと歩く量が少なくて物足りないので、海蔵寺まで足を延ばしました。その時の様子を記事にしてみましたので、最後までご覧いただけると幸いです。
本覚寺

本覚寺のある場所は幕府の裏鬼門にあたり、源頼朝が鎮守として夷堂を建てたところといわれています。この夷堂を、日蓮が佐渡配流を許されて鎌倉に戻り、布教を再開した際に住まいにしたと伝えられています。
ちなみに、佐渡配流から戻ってきた日蓮ですが、なぜ佐渡に流されていたのかというと、他宗批判をしすぎた結果、他宗側からすると悪口とされたからです。日蓮は次のようなことも言っていたとされています。
建長寺・寿福寺・極楽寺・大仏殿・長楽寺等の、一切の念仏者・禅僧等の寺や塔を焼き払って、彼らの頸を由比ヶ浜で斬らなければ、日本国は必ず滅ぶのだ
これは、ちょっと言い過ぎですよね(笑)
さて、桜の様子はどうだったのでしょうか?本堂の前に大きなしだれ桜があります。

近くで見るとこんな感じです。花の美しさがよく分かりますね♪

妙本寺

こちらには元々、源頼朝の重臣・比企能員らの屋敷がありました。比企一族は二代将軍・頼家の後継者争いの際、北条氏を中心とした軍勢にこの地で滅ぼされました(比企の乱)。
その後、乱から逃れていた末子能本が、日蓮聖人に帰依し、一族の屋敷跡であるこの地に法華堂を建てました。これが妙本寺の始まりといわれています。
妙本寺は自然豊かな場所で、散策するのも気持ちがいいです。桜も本堂や日蓮聖人像周辺にきれいに咲いています。


日蓮聖人像の近くもなかなかいいです♪

海蔵寺

臨済宗建長寺派のお寺で、鎌倉時代は、七堂伽藍を持つ規模の大きい寺があったと伝えられますが、鎌倉幕府滅亡後に焼失しました。その後、応永元年(1394)に鎌倉公方 足利氏満の命で、上杉氏定が心を招いて再建され、扇ガ谷上杉氏の保護を受けて栄えました。
四季を通して花が咲き、鎌倉有数の花の寺として知られています。春のカイドウ、夏のノウゼンカズラ、初秋のハギ、初春のウメなどが見られます。
さて、桜の様子はどうだったのでしょうか?
海蔵寺は、鎌倉のカイドウの名所として知られています。しかし、タイミングが合わず、きれいに咲いていませんでした。他の桜はちょうどいい時期だったのに、なかなか難しいものですね…

本堂前に咲いていますが、時期が少し遅くて葉っぱも出てしまっていました…

ただ、他の花とかもきれいだったりするので、是非注目してみてください。


まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は桜の名所を回ってみました。この前紹介した建長寺や円覚寺は境内に入るのにお金がかかりますが、当記事でご紹介した3寺は参拝料はかかりません。そういう意味では気軽に立ち寄ることができますね♪
さらに、本覚寺と妙本寺は、日蓮に関係するお寺です。日蓮について調べていくとより散策を楽しむことができますよ!!
ちなみに、関係する記事はこちらです。
日蓮聖人ゆかりの地を巡る鎌倉散歩 | くま吉の歴史散歩ブログ
日蓮ってどんな人?初心者でも分かる日蓮入門! | くま吉の歴史散歩ブログ
ではでは
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