奈良旅行を振り返ってみて

奈良

 こんにちは!くま吉です!

 ついに今年一番やりたかったこと、奈良旅行に行ってきました♪その感想をお伝えしていきたいと思います。以下、ですます調を止めて書いてみます!

 奈良旅行の期間は2泊3日。歴史や仏教・仏像などに興味を持ち始めている私の期待を全く裏切らない。以外にも人生はじめての奈良だったので、最初の法隆寺に行ったときはドキドキだった。しかし、最終的には、奈良に溶け込めているような感覚になり、いつもの鎌倉散策のように、気楽に歩き回ることができた。

 なお、今回のコースは次のとおり、

【1日目】
新横浜駅⇒京都駅⇒近鉄奈良駅⇒JR奈良駅⇒法隆寺駅⇒法隆寺⇒中宮寺⇒法輪寺⇒法起寺⇒JR奈良駅

【2日目】
奈良駅⇒興福寺⇒東大寺⇒春日大社⇒新薬師寺⇒百毫寺⇒奈良駅

【3日目】
奈良駅⇒薬師寺⇒唐招提寺⇒喜光寺⇒西大寺⇒大和西大寺駅⇒京都駅⇒新横浜駅

 旅は本当に順調で、予定していたコースをほぼ回りきることができた。一つ一つ味わいながらも効率的に進むことを心がけた。

 ただ、休憩も少なく歩き続けたので疲れた…めちゃくちゃ疲れた…最後の西大寺を回りきった時には、達成感と同時に、もう休んでいいんだという安心感があった。私の奈良の寺社巡りのやり方は正解だったのか!?はたまたやりすぎだったのか!?もっと数を絞って回った方が心地は良かっかたかもしれない。だけど、いつまた奈良に来るかも分からない中で、より多くのお寺や仏像をこの目に焼き付けたかった。そう考えると、私にとってはは正解だったんだと思う。多くの人にとっては苦行と感じるレベルで歩き続けたが…

時宗開祖・一遍のごとく歩き続ける旅であった

 そんな今回の旅について、少し語らせていただきたい。ただの自己満足かもしれないけれど、今の気持ちを残しておきたい。

歩いて、歩いて、歩き続けた

 寺社巡りは結構大変だ!なぜかというと、めちゃくちゃ歩く必要があるから。まず、法隆寺や東大寺など超大規模なお寺などが存在する。1つの寺社を回るだけでも、結構体力を使うものである。

東大寺の大仏殿もめちゃくちゃ大きい

 また、1日にいくつかのお寺を回る際は、たまたま近くに2つ以上のお寺が建っていることもあるが、コースを工夫しても数km離れていることの方が多い。今回の奈良旅行もそんな感じであった。

 そのため、歩いて、歩いて、歩き続けることになる。そんな私はかわいそうではないだろうか?いいえ、私は歩くのが好きなので、全然問題なし。逆に、電車や車での移動が長い旅の方がストレスも溜まってしまう。自分が能動的に動ける状況ってやっぱりいいなの感じる。

 なにより、目的地と目的地をつなぐ道も様々であって、観光地を良く知るには、そういうところを味わうのも大事ではないか!?特に、まだ見たことのない道を通っていくのはワクワクする。今回の旅でも、鹿に出会ったり、何かよく分からない森林を通ったり、田畑ばかりののどかな道を進んだりとバリエーションが豊富だった!そして、知らない道を巡る中でも、うまく時間管理ができた自分も褒めてあげたいという気分になっている。まあ、子供と一緒の旅行だとうまくいかないことが多いが。まあ、思い通りにいくことも、いかないことも、どちらもいい思い出にはなる♪

 そういう訳で、私にとって歩くことも旅行の大事な一部だから、たくさん歩けたということは、それだけ充実していたともいえる。一方で、3日連続で歩き回ったら、さすがに疲労はすごかったので、1日くらいペースを落とした方がよかったかなぁとも頭の隅っこで思っている。

一番感動したのは○○寺

 奈良に行ったことある方もない方も、奈良でお気に入りの寺社はあのだろうか?やっぱり、大仏がいる東大寺?それとも、興福寺?薬師寺や唐招提寺?

 様々な意見があるかと思うが、私にとっては、法隆寺が最高だった。奈良に到着して、最初に行ったから感動も大きかったのかもしれないけれども。もちろん、それだけではない。でも、何がそんなによかったのだろうか?まず言えることは、古いこと。ただ古いだけではなくて、その中に上品さのようなものを感じる。これだけ古い建物が現代に残っているということは、長い期間、時代を越えて大事にされてきたことが想像できる。その歴史の深さに感動せざるを得ない。

 また、仏像でいうと、止利仏師の作品を見ることができる。彼は、最初に仏像をつくったとされる人物である。初期の頃の仏像の作りを間近で目にすることができるのである。奈良時代、平安時代、鎌倉時代など、時代ごとに仏像も特徴がある。それらと比較すると、止利仏師の作品は完成度が低く見えてしまう。しかし、何事も最初に始めることは偉大なのである。知識やノウハウも乏しい中、やるしかないのである。そこには大変な苦労もあったことでしょう。それを思うと、涙が出そうになってしまう。おっといけない、アラフォーのおじさんが、仏像を見ながら泣いていたら危ない人かと思われる。心の中で号泣することにしよう。

 さらに、法隆寺は音もいい。建物に小さな鐘がついていて、風が吹くといい音が鳴る。あと、古い木造建物なので、木がきしむ音がいい感じに聞こえてくる。これらは、非常に趣深かったので、座ってじいっと聞いていたかったが、いかんせん12月下旬の奈良は寒すぎたので、それはできなかった。

新たな学びの意欲が湧いてきた!

 たくさん歩いてきただけではなく、仏像を凝視してきた。そうすると、いろんな疑問が湧いてくるものである。「この仏像はなぜ国宝で、あちらは重要文化財なのだろう?」、「この仏像が手に持っているものは何だろう?何を意味しているのだろう?」、「仏像の並び方に規則性がありそうだが、どう決まっているのだろうか?」など、様々なことが気になる。これらは、今後の宿題となるのだが、調べてみたいことが増えたということで、何とも嬉しいことである。

 私は、学びと体験を組み合わせることで、学びが遊びに変わると思っている。それが、学びを楽しくするコツの一つである。若い頃はよく勉強したのだが、それは受験勉強のためであって、その後の役に立たなかったし、なによりつまらなかった。学びと日常を結びつけることで、学びが自分事になって効果も倍増するのである。多くの若者を中心に、このことは強調して伝えたい。

まとめ

 実は、今回の旅の始まりは最悪だった。一人旅の新幹線、隣がどんな人かドキドキである。美人だったら…話も弾んでしまうかもしれない…とか勝手に想像しつつ、席に座る。まあ、かなりの口下手なので、初対面の人と話が弾むことなんてないだろうに…

 結果的には、普通におじさんが隣だった。私もおじさんなので、仲間ではある。でも、そのおじさんはハンバーガーを食べるおじさんである。めっちゃにおいが充満して、若干不快な気分になる私…隣のおじさんは食べる食べる。結局ハンバーガーを4個も食べ続けていた。私はそれを見届けることしかできなかった…

 まあ、そんなことから始まった旅であったが、ここが一番の底であった。その後は私の興味を刺激してくれることに溢れていた。非常に満足感の高い旅である。やはり時には、一人きりになって旅をすることも必要だ。普段は家族に尽くしているお父さんには、特におすすめしたい!!

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