鎌倉で最古の寺!杉本寺に行ってみました!

歴史散歩

 みなさんこんにちは!くま吉です!

 みなさんは、鎌倉で一番古い寺を知っていましたか?そう、タイトルのとおり、杉本寺なんです。今まで鎌倉のいろんなお寺を巡ってきましたが、やっぱり最古の寺となると行ってみたいですよね♪

 ちなみに、杉本寺の先には光触寺、明王院、浄妙寺などがあるので、せっかくだから一気に巡るのもいいと思います。一つひとつは大きなお寺ではないので、無理なく巡ることができます。また、それらのお寺に共通するのが梅の花を楽しめるところです。私が訪れたのもちょうど梅が咲く頃です。

 それでは、杉本寺についてご紹介していきます♪どんなお寺か楽しみですね。

杉本寺とは?

 杉本寺は、鎌倉駅東口から徒歩25分程のところにあります。ちょっと遠いですね…実際歩いてみて、結構遠いところまできたなぁと感じがしました。体力に自信がない方はバスで行く方が無難かもしれないです。

 鎌倉幕府が成立する500年も前の奈良時代(8世紀)に、行基が開いたと伝えられる鎌倉最古の寺です。行基は奈良の大仏造営への貢献や貧民救済の社会事業などで知られています。

 その後、光明皇后の寄進で本堂が建てられたと言われています。

 本尊の十一面観音像三体は、国または市指定の重要文化財で、うち一体は行基の作とされています。

 そういえば、行基像に奈良の喜光寺で会っていました!!行基は、喜光寺を拠点として、東大寺大仏を造営し、全国を行脚、各地に国分寺を建立したのです。さらに、池や堤を築き、水路や橋を架け、民間伝道や社会福祉活動をしたことから、民衆から「菩薩」と呼ばれ信仰を集めたすごい人なんです。
 また、天平17年(745)には、聖武天皇から日本で最初の大僧正に任ぜられるなど、奈良時代を代表する高僧でした。

境内の様子

 杉本寺に到着しました!まずは、正面に仁王門が見えます。これからしばらく階段を上っていくことになります。

 門に近寄ってみると下の写真のような感じになっております。何かいろいろ貼ってあって、見た目が少しうるさいと言えなくもないですね…

 また、茅葺屋根も趣があっていいですよね。近づいて写真を撮ってみました。

 仁王門には、運慶作とされる仁王像がいます。すごく迫力があるので、恐るおそる通り過ぎていきました。やっぱり鎌倉時代の作品は写実的で、生き生きとしてますよね!?

 仁王門を通り過ぎても階段が続きます。山の斜面にお寺があるようなイメージです。息を切らせながら上っていきました。

 階段を上っていくと、本堂に辿り着きます。こちらには、天才仏師・運慶作とされる仏像などが安置されているため、見逃すことができませんね♪

 なお、運慶については、こちらの記事でまとめております。
 知ると10倍歴史散歩が楽しくなる 仏師・運慶 | くま吉の歴史散歩ブログ

 なお、本堂周辺にも様々なお地蔵さんがいます。こちらも味わい深いものがありますね。

 そして、私は個人的に苔や石なんかも好きなので、写真に撮ってみました!なかなかいい感じじゃないですか!?

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 鎌倉最古の寺である杉本寺の魅力は伝わったでしょうか?

 杉本寺の特徴は、階段をたくさん上るため、少し体力が必要であること。自然が豊かで、1年中違う草花が見られること。そして、運慶の作品も安置されているなど、文化的な魅力も十分にあることです。

 初めての鎌倉観光ですと、なかなか杉本寺まで足を伸ばすことはないかもしれないですが、鎌倉を数回訪れるようでしたら、一度立ち寄ってみることをお勧めします。

 ではでは

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