迷走しているポンコツ会社員が瞑想を習慣にしたら・・・

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 こんにちは!歴史散歩の達人のくま吉です。

 私は、鎌倉を中心に散歩をしながら歴史を学んでいます。その中で、寺社を巡ることも多いため、より深く理解するには、仏教、とりわけ鎌倉仏教を学ぶ必要性を感じました。その中で、曹洞宗の開祖である道元を学ぶうちに、瞑想ってめちゃくちゃ大事なんじゃない!?という考えに行きつきました!

 もともと、脳科学を学ぶのが好きで、瞑想またはマインドフルネスの重要さを知っていたのですが、忙しいと止めてしまったりしていました。

 しかし、今回は最低1年は続けてみることにしました。その効果をブログでお伝えしていければと思います。

瞑想の概要

 「瞑想すると言っても、どうやってするのか?」と思われるかと思います。いろんなやり方があると思いますが、次のようにシンプルな感じでいきたいと思います。

  • 令和6年1月1日からスタート
  • 毎日最低20分、寝る前に瞑想をする
  • 瞑想は床に座って、背筋を伸ばし、呼吸だけに集中する。ただそれだけ

 以上です。

脳科学における瞑想の効果

 1年間瞑想チャレンジの前に、瞑想の効果をおさらいしておきましょう。脳科学の本などを読むと次のような効果が挙げられています。

①久賀谷 亮
 『世界のエリートがやっている 最高の休息法』の著者

  • 集中力・生産性が上がる
  • 認知コントロール、感情コントロール、プラス思考、思いやり、ストレスレベルなど改善
  • うつ病や不眠、不安などを緩和
  • リラックスやアンチエイジング効果
  • 記憶に関わる「海馬」をはじめ、脳の容積があちこちで増える

②吉田 昌生
 日本マインドフルネス協会代表

  • 不安を感じる脳の部位である偏桃体が縮小
  • ストレス軽減
    ⇒ストレスの原因のほとんどは、未来への不安や過去に対する後悔から発生する。マインドフルネス瞑想によって、それらの感情に気づき、距離を置くことができるようになる。
  • 呼吸の感覚に意識を向け続けることで、集中力が持続するようになる
  • 直観力や発想力、さらには他者への共感力も高まる

③ジム・クウィック
 『LIMITLESS 超加速学習』の著者

  • 免疫機能の向上
  • 不安の減少
  • 睡眠の質の向上
  • 脳の灰白質増加
    ⇒例えば、海馬は灰白質の一部であるが、海馬の密度が上がることで、ストレスが抑制されやすく、感情が安定しやすくなる。海馬は記憶を司るので、記憶力の向上にもつながる。

④デイヴ・アスプリ
『シリコンバレー式 超ライフハック』の著者

  • ストレスに対する身体の化学反応を抑制する
    ⇒休息とくつろぎをもたらす副交感神経系を活性化するとともに、闘争・逃走反応を引き起こす交感神経系を抑えるため。
  • 脳の前頭前野を強くする
    ⇒前頭前野は、記憶や感情の制御、行動の抑制など、様々な高度な精神活動を司っている。

⑤サンジェイ・グプタ
『たった12週間で天才
を養う方法』の著者

  • ストレスホルモンであるコルチゾールの値が低下
  • 不安、抑うつ、疼痛を軽減
  • 前頭前野を含む大脳皮質の特定の領域が厚くなる
    ⇒脳が厚い人は、頭脳が優れ、記憶力が良い傾向がある。
円覚寺の方丈裏の庭園です。方丈では座禅会もやっています。

 以上が、国内外の有識者の意見です。脳科学の本などを読んでいると、ほぼ瞑想を勧めています。逆に、瞑想を否定する意見は、専門家からはほとんどなく、感情的に「なんか怪しい」という意見が大半を占めています。

 結論としては、感情をコントロールしやすくなり、ストレスが減るのが一番の効果と言えます。ストレスも適度であれば、我々のやる気を引き出したりしてくれるものですが、現代社会はストレス社会であるため、多くの人が過剰なストレスを感じています。そして、過剰なストレスは、健康を害し、我々の能力を抑制しています。そのため、瞑想によってストレスを軽減するのは極めて重要です。
 さらに、脳の構造まで変化が出てくるとの意見もありますね。これは特筆すべきことです。試してみる価値は十分にあるのではないでしょうか?

1カ月やってみての感想

 1カ月継続してみて、劇的な効果があるという訳ではないですが、次のような効果を感じています。

  • 頭が少しクリアになった
  • 集中力が向上した
  • 怒りなど負の感情が長続きしなくなった
  • ストレスが軽減した

 以上のような効果をなんとなく感じています。

 私はストレスに弱く、ストレスが多いと疲れたり、お腹が痛くなったりしがちですが、そのようなことが減ったと思います。
 また、通勤電車の中で本を読む習慣があるのですが、今までは小難しい本を読むと眠くなったりしていました。しかし、最近はそのような本でも、しっかりと集中できている感覚があります。本を継続的に集中して読めるかどうかは、後に大きな違いとして表れてくるので非常に重要ですね。
 そして、もちろん本を読む集中力が上がっているということは、仕事への集中力も上がっている訳です。

 まだわずかですが、効果を感じることができたので、それをモチベーションにまずは3カ月間挑戦していきたいです♪

3カ月やってみての感想

 3カ月が経過する頃、年度末~年度初めの時期で仕事が忙しくなりました…休日返上で仕事をしたり、睡眠時間が短くなったせいで、疲れ果てていました。

 そのため、この時期は瞑想の効果があったのかどうか不明です。すみません。

半年やってみての感想

 半年が過ぎる頃には、徐々に仕事も落ち着き、瞑想にも集中することができるようになりました。実感している効果としては、次のとおりです。

  • 仕事をしているときの集中力が高いと感じる。
  • 自分がやるべきことを見極め、面倒とか感じずに取り組むことができている。
  • 朝5時半に起きるのが苦ではなくなっている。睡眠が深くなったか!?
  • 寝つきも良くなった気がする。

 私は暑さに弱く、毎年7月~8月頃は毎日体がだるくて、頭が働かない状態でした…しかし、今年は猛暑の影響で疲れてはいますが、仕事やブログの際の集中力も高く保てているので、充実感があります!!

 これからもサボらずに、瞑想をしっかりとやっていきます♪

1年続けてのまとめ

まだ挑戦中です。

きっと、ストレスが少なく、集中力マックスで、バリバリ仕事をしている自分がいるはずです。

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